1998.11.27

■「エイリアン・ベース」出版

★UFO史上に見られるほとんどの第3種接近遭遇事例(UFO搭乗者遭遇事例)が網羅され、著者が独自に収集した未発表の報告も多数含まれる。特に最近のように催眠術を使って記憶を呼び戻すという、覚醒していない催眠下にある人間からの情報をUFO事例として扱う米国式の調査手法を取り入れる以前の古い報告に焦点が当てられている。
 ただ基本的に第3種接近遭遇事例は、UFO搭乗者の乗ってきたUFOの着陸痕や周囲への何らかの物理的影響を伴う必要があると考えるが、この本ではそうではないものも多く扱われている。私が日本国内の同種報告を調査した経験では、実際の体験ではなく、現実的な夢や妄想を実際の体験だと思い込んでいる精神的作用と考えられる例がいくつもあった。この本ではその辺の区別が明確ではなく、十分な注意を払って読む必要があると思われる。しかし、着陸痕、同時目撃者、周囲の植物や車への物理的影響など客観的な証言や証拠を伴う事例も多数掲載されており、それらは検討に値すると考える。また航空機事例や国防機関関係のUFO事例も折り込まれ、参考文献が充実しているので再調査や研究に役立つ。


1998.6.2

■Mars Global Surveyorが火星の火口湖の痕跡らしい地形を発見

★日本による今夏の火星探査機打上げ発表と前後して、NASAから奇妙な情報がもたらされた。近い過去(現在も?)に火星に火口湖が存在したと考えるのが自然と思われる地形を発見したというものだ。しかし、そんなはずはないので他の可能性を考えなければならないという。
 火星には望遠鏡での観測時代から、季節による植物の進退と考えられた暗い色の分布変化が観測されてきた。しかしNASAの火星着陸機は、なぜかその地帯を避けて非常に乾燥している砂漠地域にばかり着陸してきた。NASAは火星でいったい何をしようとしているのだろう?
 世界で最も高性能の軍事偵察衛星を多数打上げ、世界中をくまなく高空から撮影しているのは米国である。他の国々で戦争が起こる兆候や核実験の準備をしているのを偵察衛星で事前に発見し、その情報を世界に前もって発表し国際世論を動かして止めさせたり、または反対に、知っていても発表せずに戦争などが起こるのを黙って待っていることも、米国にとってはほとんど自由自在である。
 現在、火星の情報を独占しているのは米国ただ一国である。火星の真相を発表するのもしないのも、ほとんど自由自在である。


1998.5.8

■「UFOと宇宙人・全ドキュメント」 出版

★発売元「ユニバース出版社」は1982年まで「UFOと宇宙」という雑誌を発行していたところと同じ名称である。発行元の矢沢サイエンスオフィス(<株>矢沢事務所)の主宰者、矢沢 潔 氏は「UFOと宇宙」誌の43〜86号('79.2〜'82.9)の編集長を務め、現在は学研の「最新科学論シリーズ」などの編集をしている。
 ユニバース出版社に今後の予定などを電話で直接たずねてみたが、次の通りであった。
『「UFOと宇宙」のようなUFO誌を発刊する予定は今のところない。UFO書籍の今後の予定もなく、今回のものが1冊だけである。「ユニバース出版社」の名称は今でも残っているが、この本の出版のために、「矢沢サイエンスオフィス」が使用したものである。』
 日本のUFO界に新たな動きがあるかと少し期待したが、そうではないようである。