1998.3.4
■BBC「テレポーテーション・究極の旅/未来科学への招待」 放映
- NHK衛星第1 1998年2月1日 PM5:00〜6:00
- BBCセレクション(再放送) 未来科学への招待(5回シリーズ)
- 第3回「テレポーテーション・究極の旅」
- 制作:BBC(英国)、ラーニング・チャンネル(米国)、ジーベン・プロ(ドイツ) 1996年
- 回転翼内蔵の「スカイカー」
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- 同じく回転翼内蔵の米陸軍の「AVROカー」
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- ロシアの「円盤型ジェット旅客機」
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ロシアにはスカイカーの兄貴分のような乗り物の計画があります。未来の長距離旅行を担うために、旧ソビエトの秘密軍事施設で設計された物です。初期のテスト飛行を見た地元の人々は、宇宙人がやってきたと思いました。現在はもっと大きな試作品を製造中。計画では陸地にも水面にも降りることが出来、ジャンボジェットの5倍、2500人の乗客を運べることになっています。しかし、この乗り物は現在の飛行機と同じように、燃費の悪いジェット技術を使っています。
- 太陽エネルギーを利用した「イオン推進飛行船」
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- イオン風で飛行する「イオンクラフト」
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- 人工衛星から送られるマイクロ波によって気体を電離し、機体表面の電極でプラズマを加速する「ライトクラフト」
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- トーマス・タウンゼント・ブラウンの「反重力装置」
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反重力は見果てぬ夢です。けれども到底不可能に思えたことが実現した例は過去にもあります。
NASA先進構想オフィスのジョン・アンダーソンはこう言います。『そんなことは不可能だと言う人はどこにでもいます。真空管を発明したリード・フォレストはテレビの実用化は絶対に不可能だと言いました。ライト兄弟の話も有名です。1901年、つまり初飛行に成功するたった2年前にこう言ったというのです。飛行の秘密が私達の生きているうちに解き明かされることはないだろう。むこう千年は無理だろう。』
現在、世界中の科学者たちが反重力の謎を解き明かそうとしています。過去の思い掛けない所に興味深い発見が転がっていることがあります。謎の鍵を握っているのはこの人かも知れません。アメリカ空軍、先進構想オフィスのフランクリン・ミード。『重力は必ずやコントロール出来るようになるでしょう。もはや時間の問題です。従来の推進手段はもう限界に来ています。空軍は宇宙飛行の革新的な方法を模索しているのです。』
ミードは1950年代に行われたトーマス・ブラウンの実験に着目しました。それは反重力のフィールドで円盤を浮かばせる実験でした。しかし、この実験は信用されないまま葬り去られたのです。『ブラウンは吊るした物体の下に蓄電器を取り付けました。その蓄電器に3〜4万ボルトの高電圧を蓄えると物体が幾らか軽くなったんです。物体が押し上げられたのか、物体の質量が軽くなったのか、いずれにしても、蓄電器を持ち上げる程の力が得られたのです。これこそ反重力装置です。』
ケンブリッジ大学教授、F・クロース。『反重力はSF作家達が愛して止まなかったアイデアですが、今の所はおそらく実現していません。重力は人間にとって最も身近な力ですが、最も理解していない力でもあります。ある説によると重力には2つの部分があります。大きな部分は私達を地面に引き付けますが、上のごく一部に反重力があると言うんです。』
ブラウンは自然発生する反重力を強める方法を発見したのでしょうか?海軍の幹部がブラウンを訪問しました。しかし彼らはブラウンの成果を実験上の異常と片付けてしまったのです。ところが数十年後、フランクリン・ミードがブラウンの実験を再現してみると、円盤はブラウンが予言した通りの動きをしたのです。これも実験上の異常でしょうか?それとも反重力でしょうか。
物理学者でSF作家でもあるロバート・フォワードは、反重力が実現すれば交通の未来は輝かしいものになると信じています。『乗り心地と操縦方法が画期的に変化するでしょう。反重力を利用した旅の素晴らしいところは、反重力のフィールドが乗り物の中全体に作用すると言うことです。つまり、その乗り物に乗っている人は加速したことにも気付きません。どんなに高速で移動しても急カーブしても、全く影響されずに快適な旅ができるのです。人類がひとたび反重力を実現する技術を獲得すれば、可能性は無限に広がります。』
NASA先進構想オフィスのジョン・アンダーソンは言います。『荒唐無稽な夢物語と実現の見込みのある先進的な構想と言うのは、実は紙一重なんです。私達はその境い目を進んで行かなくてはなりません。そうしなければ何も進歩は得られないのです。』
- その他、ワームホールを利用する空間の移動、タイムマシン、テレポーテーション、光子の転送から原子の転送へ、バーチャルリアリティなど。
★様々な未来の革命的な移動手段に関する最先端の研究を紹介した番組。UFO推進力の研究に関連のありそうな映像も多数含まれ、たいへん興味深い。
「トーマス・タウンゼント・ブラウンの反重力装置」に見られる各種実験の模様は、実はジョージ・アダムスキーの支持者であったアグニュー・バンソン・ジュニアの研究所「BAHNSON LABORATORY」での実験風景である。1957〜62年の間、アダムスキーからの情報に基づいてバンソンがアダムスキー型円盤の開発をこの研究所で行っており、古くから同方面の研究をしていたタウンゼント・ブラウンが研究員としてバンソンに招かれていた。
国内外の一部では、アダムスキー型円盤のデザインはブラウンの知人が1952年初頭に書いた論文の挿し絵からアダムスキーが拝借したものだ、と言われる場合がある。しかし、この分野の専門誌、米国のELECTRIC SPACECRAFT JOURNAL には全く逆の調査結果が幾つも報告されている。つまり、アダムスキー型円盤はアダムスキー自身が世界で最初に提示したもので、問題の論文の挿し絵は当初のものには入っておらず、アダムスキーが発表した後に論文に付け加えられた、というのが真相だとの結論である。そのことを裏付けるブラウン自身の研究ノートも発表されている。また、それはバンソンとブラウンの特許内容の相違からも分かる。これらの詳細は別の機会に報告する予定。「ムー」1998年3月号(学研)に「ロシアの秘密UFO工場で実験機の飛行」と題して、2種類の円盤型機がまるで初公開のスクープ映像であるかのように扱われている。またそれらの推進力も全く未知のものであると報告者は伝える。
しかし「ムー」に掲載されている写真は、1996年制作のこの番組「テレポーテーション・究極の旅」の中にある「ロシアの円盤型ジェット旅客機」と全く同一であるし、昨年には国内の航空雑誌にも多数の写真とともに詳細が紹介されていた。さらに1994年4月25日に英国からの報道で、国内各紙にはすでに以下のような記事が掲載されている。また「ムー」のもう1つの写真は下の1992年1月5日付記事と同じものであろう。
「円盤型飛行機ロシアで開発中 」(1994年4月25日)
【ロンドン24日共同】二十四日付の英紙サンデー・タイムズはロシアが世界で初の円盤型の飛行機の実用化を進めていると報じた。水面などあらゆる所に離着陸でき、離陸に必要な滑走距離も五百メートルと短いのが特徴。同紙が掲載したイラストでは、形はカブトガニ状で、後部の尾翼のほか、両わきに短い翼が付いている。機体内に空気を吸い込み、排気により浮力や推進力を得るという。既に無人の試作機のテストは成功し、今夏には二トンの荷物を運搬可能な無人の二号機をテストの予定。将来はボーイング767の機体より少し小型で、四百人の乗客か四十トンの荷物の輸送能力を持つ実用機の生産を計画している。同機は当初、軍事用として設計されたが、ロシア側は冷戦終結で西側諸国に同機の技術を売却することも検討しているという。
「旧ソ連のUFO?」(1992年1月5日)
【タス=共同】これがソ連の秘密新兵器―。と騒ぐのは古い発想。新時代を迎えた旧ソ連のウリヤノフスク航空工業施設で3日、最後の点検が行われている熱飛行船です。航空機の5〜7分の1の燃料で飛行する省エネ機で、環境保護や救難活動に利用されます。