1998.3.4

■BBC「テレポーテーション・究極の旅/未来科学への招待」 放映

★様々な未来の革命的な移動手段に関する最先端の研究を紹介した番組。UFO推進力の研究に関連のありそうな映像も多数含まれ、たいへん興味深い。

 「トーマス・タウンゼント・ブラウンの反重力装置」に見られる各種実験の模様は、実はジョージ・アダムスキーの支持者であったアグニュー・バンソン・ジュニアの研究所「BAHNSON LABORATORY」での実験風景である。1957〜62年の間、アダムスキーからの情報に基づいてバンソンがアダムスキー型円盤の開発をこの研究所で行っており、古くから同方面の研究をしていたタウンゼント・ブラウンが研究員としてバンソンに招かれていた。
 国内外の一部では、アダムスキー型円盤のデザインはブラウンの知人が1952年初頭に書いた論文の挿し絵からアダムスキーが拝借したものだ、と言われる場合がある。しかし、この分野の専門誌、米国のELECTRIC SPACECRAFT JOURNAL には全く逆の調査結果が幾つも報告されている。つまり、アダムスキー型円盤はアダムスキー自身が世界で最初に提示したもので、問題の論文の挿し絵は当初のものには入っておらず、アダムスキーが発表した後に論文に付け加えられた、というのが真相だとの結論である。そのことを裏付けるブラウン自身の研究ノートも発表されている。また、それはバンソンとブラウンの特許内容の相違からも分かる。これらの詳細は別の機会に報告する予定。

 「ムー」1998年3月号(学研)に「ロシアの秘密UFO工場で実験機の飛行」と題して、2種類の円盤型機がまるで初公開のスクープ映像であるかのように扱われている。またそれらの推進力も全く未知のものであると報告者は伝える。
 しかし「ムー」に掲載されている写真は、1996年制作のこの番組「テレポーテーション・究極の旅」の中にある「ロシアの円盤型ジェット旅客機」と全く同一であるし、昨年には国内の航空雑誌にも多数の写真とともに詳細が紹介されていた。さらに1994年4月25日に英国からの報道で、国内各紙にはすでに以下のような記事が掲載されている。また「ムー」のもう1つの写真は下の1992年1月5日付記事と同じものであろう。
 


「円盤型飛行機ロシアで開発中 」(1994年4月25日)
【ロンドン24日共同】二十四日付の英紙サンデー・タイムズはロシアが世界で初の円盤型の飛行機の実用化を進めていると報じた。水面などあらゆる所に離着陸でき、離陸に必要な滑走距離も五百メートルと短いのが特徴。同紙が掲載したイラストでは、形はカブトガニ状で、後部の尾翼のほか、両わきに短い翼が付いている。機体内に空気を吸い込み、排気により浮力や推進力を得るという。既に無人の試作機のテストは成功し、今夏には二トンの荷物を運搬可能な無人の二号機をテストの予定。将来はボーイング767の機体より少し小型で、四百人の乗客か四十トンの荷物の輸送能力を持つ実用機の生産を計画している。同機は当初、軍事用として設計されたが、ロシア側は冷戦終結で西側諸国に同機の技術を売却することも検討しているという。


「旧ソ連のUFO?」(1992年1月5日)
【タス=共同】これがソ連の秘密新兵器―。と騒ぐのは古い発想。新時代を迎えた旧ソ連のウリヤノフスク航空工業施設で3日、最後の点検が行われている熱飛行船です。航空機の5〜7分の1の燃料で飛行する省エネ機で、環境保護や救難活動に利用されます。