1998.2.26
■「ペンタゴンの陰謀」 出版
- 「ペンタゴンの陰謀」フィリップ・J・コーソー著、中村三千恵・訳(二見書房 1998.2.25)13.5x19.5cm 215頁 1500円
- (表紙と帯から)
新兵器開発に隠された驚愕の事実;軍はロズウェル・テクノロジーを新兵器開発に応用した!;ステルス爆撃機、レーザー&粒子ビーム兵器、暗視装置、集積回路、ミサイル追跡システム等はすべて、墜落宇宙船の残骸から開発され、その結果、米国はソ連との冷戦に勝利した!;著者はロズウェル事件直後に、異星人の死体を目撃し、さらに1961年からはペンタゴンの研究開発局の中佐として、進行中の兵器開発プロジェクトに墜落宇宙船のテクノロジーを応用させる極秘任務に就いた。ロズウェル事件をきっかけとして米国は異星人のテクノロジーを逆用し、ついにはソ連との冷戦に勝利したとする本書は、軍当事者がみずから証言したという点で画期的な本である- (目次から)
プロローグ<ロズウェルの砂漠>レーダーが捉えた不審な光点;陸軍情報部は厳戒態勢を敷いた!;一九四七年七月四日、砂漢になにかが落ちた;奇妙な墜落物体と転がる死体;小さな生物体は生きていた!;人間に似ているが、人間ではない;不思議な金属繊維;目にしたことはすべて忘れろ;軍は事件を否定した<フォートライリーへの輸送>一九四七年、フォートライリー陸軍基地;木箱のなかの奇妙な棺;忘れろ、私は自分の胸につぶやいた<ロズウェルの遺品>一九六一年、ペンタゴン陸軍研究開発局;託されたロズウェル極秘物件;地球上の物ではありえない物質;<ペンタゴン海外先端技術部>異星人テクノロジーの開発戦争;ペンタゴンとCIAからの露骨な圧力;目撃証言を撤回せよ!;トワイニング中将が指揮した隠蔽工作;トワイニング中将のUFO書簡7;大統領直属の諮問委員会<検視報告書に秘められた謎>検視報告書の興味深い内容;長期の宇宙飛行に適した肉体構造;脳の謎と墜落機の制御推進システム;電磁波のなかを漂う宇宙船<プロジェクト開始>誰に、なにを依頼するか;謎ばかりの墜落宇宙船;開発可能なテクノロジーのリスト;二人だけの極秘プロジェクト<異星人の暗視装置>米陸軍の重要拠点フォートベルボア基地;ポール・フレデリック博士との会見;遂に日の目を見た暗視装置<月面基地計画>完全武装の月面有人基地;幻のプロジェクト・ホライズン;極秘計画は却下された<ロズウェルからシリコンバレーへ>黒焦げのシリコン・ウェーハー;トラソジスタと集積回路;コソピュータ産業の未来<レーザー兵器>ブロジェクトにロズウェル・テクノロジーを盛り込め!;順調に進むテクノロジー開発;異星人のレーザー技術を盗め;レーザーをなにに応用するか?;ヒューズ社での軍用レーザー開発;レーザー兵器の実用配備へ<ミサイル迎撃ミサイル>すでに電磁波に着目していたイタリアの科学者たち;ミサイル追跡システムの構築;国防総省は予算請求を拒否した;<ロズウェル・テクノロジーの成果>FBI長官エドガー・フーヴァーとの協力関係;光ファイバー技術;いよいよ光ファイバーの開発に着手;驚異の繊維―テナシティ・ファイバー;ケプラー防弾チョッキとステルス機;レーダーに探知されない砲弾;欠けているものはなにか?;ガンマ線照射食品;移動式小型原子炉;加速粒子ビーム兵器<スターウォーズ>プロジェクト・サインからブルー・ブックヘ;政府はさらなる隠蔽を行なう;ロズウェル事件から五十年;エピローグ;付録@トワイニング中将の覚書;付録Aトワイニング中将の報告書;訳者あとがき- 原題:THE DAY AFTER ROSWELL by Philip J. Corso (Pocket Book 1997)
★著者は、戦後に米国で開発された画期的軍事技術のほとんどは、自分がロズウェル墜落UFOの資料を分析し、それを秘かに軍事関連企業に流したことによって産み出された、と述べる。しかし科学技術史を調べれば、それらの技術が「突然、空から降ってきた」ようなものではないことが分かると思う。
「驚愕の事実」という触れ込みだが、私には内容に新奇性がほとんどないことの方が驚きだった。UFOに関心のある人ならば既に知っていることばかりで、この本からは良くも悪くも目新しい物が何も見つけられず、資料的価値が少ない。私は、自分の自慢の経歴を流行のロズウェルUFOストーリーで装飾した、UFO好きな元米軍技術情報将校が老後の趣味で書いた自伝的小説ではないかと考える。小説であれば問題はないが、書店では題名のせいか、国際政治ノンフィクションのコーナーに置かれていた。
1998.2.8
■高次元 1998年2月号 発行
- 高次元 1998年2月号(鹿角UFO研究会 1998.2.1)B5版 4頁
- ミステリー・サークルの謎---複雑な図形は線が重なっていて、印鑑のように一度に形成されたものではないだろう。人間によるイタズラが判明し、調査から手を引いた研究家もいる。しかし周辺での発光体目撃なども報告されていて、まだ謎が多く今後も論議を呼ぶだろう。
- 機関誌紹介---「The UFO Researcher」(天空人協会西日本統合本部奈良支部・天宮 清 発行)鹿角訪問記、UFO目撃状況再現スケッチ、中国情報、ほか。
- 書籍紹介---「UFO大図鑑」並木 伸一郎・著(グリーンアロー出版)
- 編集後記---98年末の「世界の超人・怪奇現象スペシャル」でUFO飛行時にミステリーサークルが出現する様子を撮影した映像が放送された
- 問合せ先:〒018-5201 秋田県鹿角市花輪字六月田54-1 鹿角UFO研究会